日本総合ビジネス専門学校 卒業・進級制作展 NICHIBI 2020 <ITコース>
本校学生の在学中の成果を、企業・地域の方々にご覧いただく機会として、<卒業・進級制作展 NICHIBI 2020>を開催致します。
作品制作を積極的に行う、本校学生の「今」がわかる展示会です。

この度、ITスペシャリスト学科、情報メディア学科 情報技術コースが制作したプロトタイプ作品(モバイルアプリ、IoTデバイスなど)を展示します。

展示する作品は、短期間でプロトタイプを制作する手法「プロトタイピングメソッド」を用いて、与えられたテーマ・課題に対して、それぞれの学生が、ゼロからリサーチ、考察、議論し合いながら制作しました。使用している技術は、モバイルアプリ開発、電子工作、ネットワークなど多岐に渡っており、日々の授業で学んだ技術を組み合わせています。

作品を体験いただきながら、制作した学生と交流できる機会となります。ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。

日時
2020年02月14日(金) 〜 02月15日(土)10:00〜16:00

場所
日本総合ビジネス専門学校

展示作品
プロジェクト演習(3年)
逆展

青木 聖
展示会は、作品を体験して制作者から説明を受けられる貴重な場です。その中で、鑑賞者は、様々な想いや視点を持って、作品を鑑賞します。
本作品は、鑑賞者に自身の鑑賞スタイルを自覚させ、自分が体験した作品や展示会に対し、新たな視点を提案します。
鑑賞者は、ビーコンが装着された名札を会場入口で受け取り、展示を見てまわります。展示者は、鑑賞者の作品への接し方、感想から評価を行います。会場出口では、各作品の体験時間や鑑賞者の志向性を分類分けして表示し、同じ鑑賞スタイルの人が、よく体験していた作品名を同時に提示します。
使用技術:Swift、iBeacon、MySQL、PHP
LoolCoder

足立 隼、清水 亮太
アプリ開発を行う際に、開発担当者からの進捗報告がされなかったり、発生した問題や課題点も、事後報告になったりすることがあります。
それらの問題点を解決するために、コーディングに使用するエディタにタイピング数を計測して、サーバに送信する仕組みを入れて、ディレクターが各開発担当が毎日どのくらい開発をしているかを確認できるシステムです。
使用技術:PHP、JavaScript、Node.js、Electron
サーバーウォーク

太田 翔馬
私たちが行っているインターネットブラウジングは、一瞬でWebページが表示されますが、実際には国外のサーバから大陸間のネットワーク網を使い、壮大な距離を通じてデータ送信されています。
本作品は、Google Chromeの拡張機能として実装しており、ページを開くたびに、日頃は意識しにくいデータ通信の距離感を、現実の距離に換算して可視化します。
使用技術:ChromeAPI、IPGeolocationAPI、MapBoxAPI、JavaScript
Pursuit Animation Generator

北村 章真
Web制作において、CSSでアニメーションを実装する際、コーディングするまえにテストできるジェネレータがあると便利です。しかし、すでにネット上に存在しているCSSアニメーションジェネレーターは、インタフェースやカスタマイズ性の面で使い勝手がよくありません。
本作品は、それらの問題点を分析し、使いやすいインタフェースを備えたオリジナルのCSSアニメーションジェネレータです。
使用技術:JavaScript、Vue.js、Sass
プロジェクト演習(2年)
エモートドライブ

魚住 旭洋
車を運転していると、周囲の車の運転者が、どういう気持ちなのか気になることがあります。本作品は、車の運転者同士の感情を共有するツールです。
車に取り付けたカメラと人工知能で運転者の感情を読み取り、周囲に伝えることで、運転中の感情を可視化し、共有します。
使用技術:Raspberry Pi、Python、OpenCV、FaceAPI、Node.js、赤外線カメラ、Swift、Bluetooth、OSC
IChoice

鹿野 詠稀
ポイントカードや公共交通機関の定期カード等、様々なカードを持っていると、目的のカードを探すのに苦労することがあります。
本作品は、スロット部分にそれぞれのカードをセットして、アプリ上でカードスロット番号と使いたい場所を設定します。使いたい場所に到着すると、自動的に設定したカードがスロットから飛び出すことで、探す手間をなくします。
使用技術:Swift、ESP32、Bluetooth、モータスライダー
Directer

府川 将太
自転車に乗っているとき、前方を歩いている人にベルを鳴らしても気づかれないことが多いです。音量を上げてしまうと、周囲の関係ない人に迷惑を与えてしまいます。
本作品は、指向性スピーカーを使用することで、前方の歩行者にだけ音を届けて、注意を促します。鳴らす音は、アプリで設定することができます。
使用技術:Swift、ESP32、圧力センサ、パラメトリックスピーカー、Bluetooth
お先にロード

出口 瑞渉
優先順位がわかりにくい狭い道路で、車や自転車ですれ違う際に、お互いに道を譲り合ってしまい、立ち往生してしまう場合があります。
本作品は、そういうシチュエーションにおいて、人間に代わってデバイスがどちらが優先して通るべきかを勝手に決定します。そうすることで、優柔不断な人でも、スムーズに道を通行することができます。
使用技術:ESP32、Bluetooth、サーボモータ、スピーカー、MP3プレーヤ
Back Space

堀井 亮太
車で交差点に進入した瞬間に信号が黄色に変わったとき、後ろの車が接近していると、行くべきか止まるべきか、どちらが安全なのかの判断が難しいです。
本作品は、そういった危険な状況を未然に防ぐため、接近している後続車に、どの程度接近しているかを画像解析で算出して、車の後ろに設置したLEDに赤、青、黄に変化するケージを表示し知らせます。
使用技術:Raspberry Pi、Python、LEDmatrix、OPENALPR、赤外線カメラ、OpenCV、OSC
あさパっと

渡邊 淳宏
朝起きてからボーッとしていて、出発時間ギリギリになってしまうことがあります。
本作品は、朝準備する際に使う日用品にセンサーを取り付け、その物を一定時間使用していないと、アプリのアラームの音量が徐々に大きくなり、時間がないことを知らせます。焦らせることで、ボーッとすることを防ぎます。
使用技術:ESP32、PHP、MySQL、加速度センサー、Swift
にぎにぎハンドル

衣斐 慎一郎
自転車を運転しているとき、ついつい片手で運転してしまうことがあります。交通事故につながる恐れもあり、自他ともに危険な行為です。
本作品は、自転車のハンドルに取り付けたペルチェ素子により、夏は冷たく、冬は暖かくすることによって、無意識にハンドルを握りたくさせて、片手運転を防止します。
使用技術:Swift、ESP32、温度センサ、ペルチェ素子、Bluetooth

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担当:石郷、若原

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