学生作品展示会2020(夏)
ITスペシャリスト学科、情報メディア学科の2・3年生が、前期に制作したプロトタイプ作品(IoTデバイス、モバイルアプリ等)と、デザイン作品の展示を行います。
それぞれ学生が、プロトタイピングメソッドと呼ばれるアイデア発想法を用いて、ゼロからリサーチ、考察、議論を行いながら制作しています。

制作した学生と交流できる機会です。奮ってご参加ください。

※新型コロナウイルス対策のため、マスクの着用と入り口でのアルコール消毒にご協力ください。
昨年度の作品展示会2019(2019.08.25〜26)

日時
2020年08月22日(土)10:00〜16:00

場所
日本総合ビジネス専門学校

展示作品
プロジェクト演習(3年)
考新世界 〜かわーるど〜

魚住 旭洋、鹿野 詠稀、府川 将太、出口 瑞渉、中村 魁斗
プログラミング教育の入り口として、子どもたちに「試行錯誤して成功する」体験をしてもらうことを目的に開発しました。 ランダムにステージが生成される横スクロールアクションゲームをベースにしています。障害物・敵・壁・地面等の位置や移動する向きを変更する等のあらゆる手段を使い、ゲーム世界を変えていくことで、ゴールを目指していきます。 既存の教材はツールの形態をしているため、モノづくりの意識が高くないとモチベーションを維持することが難しいですが、すでに完成しているゲームのルールを、自ら変更してクリアするという目的とゴールが明確なため、どのような子どもでも体験することができます。
使用技術:Unity
エモートドライブ

魚住 旭洋
車を運転していると、周囲の車の運転者が、どういう気持ちなのか気になることがあります。本作品は、車の運転者同士の感情を共有するツールです。
車に取り付けたカメラと人工知能で運転者の感情を読み取り、周囲に伝えることで、運転中の感情を可視化し、共有します。
使用技術:Raspberry Pi、Python、OpenCV、FaceAPI、Node.js、赤外線カメラ、Swift、Bluetooth、OSC
IChoice

鹿野 詠稀
ポイントカードや公共交通機関の定期カード等、様々なカードを持っていると、目的のカードを探すのに苦労することがあります。
本作品は、スロット部分にそれぞれのカードをセットして、アプリ上でカードスロット番号と使いたい場所を設定します。使いたい場所に到着すると、自動的に設定したカードがスロットから飛び出すことで、探す手間をなくします。
使用技術:Swift、ESP32、Bluetooth、モータスライダー
Directer

府川 将太
自転車に乗っているとき、前方を歩いている人にベルを鳴らしても気づかれないことが多いです。音量を上げてしまうと、周囲の関係ない人に迷惑を与えてしまいます。
本作品は、指向性スピーカーを使用することで、前方の歩行者にだけ音を届けて、注意を促します。鳴らす音は、アプリで設定することができます。
使用技術:Swift、ESP32、圧力センサ、パラメトリックスピーカー、Bluetooth
お先にロード

出口 瑞渉
優先順位がわかりにくい狭い道路で、車や自転車ですれ違う際に、お互いに道を譲り合ってしまい、立ち往生してしまう場合があります。
本作品は、そういうシチュエーションにおいて、人間に代わってデバイスがどちらが優先して通るべきかを勝手に決定します。そうすることで、優柔不断な人でも、スムーズに道を通行することができます。
使用技術:ESP32、Bluetooth、サーボモータ、スピーカー、MP3プレーヤ
プロジェクト演習(2年)
info↔︎rm

間宮 祥太
夜にお風呂に入るのが面倒に感じてしまうことがありませんか。自分の好きなことに熱中していると、就寝直前で入浴を忘れていたことを思い出して、夜入るか朝入るか、その度に悩んで無駄な時間を過ごしてしまいがちです。
本アプリは行動量、温度、湿度、風速などからその日の汚れを算出します。決められた時間に電話がかかってくるので、汚れ度合いを確認し、入浴するタイミングの判断を助けます。入浴後は、アプリ内の「牛乳」を飲み干すことで、入浴度数をリセットできます。
使用技術:Swift、OpenWeatherMap、CoreMotion、Twilio API
Photoget-cam

間宮 祥太
いつも使っている物を、どこかに置いてしまって見失ってしまうことがよくあります。
このデバイスを手に装着すると、物を置いたときの状況をカメラで撮影します。写真は、本体に保存されたSDカードに保存され、見失った際にスマートフォンやパソコンから無線で確認することができます。
使用技術:Arduino、SDカードシールド、FlashAir、カラーカメラ、圧力センサ
うるさぎボイス

井上 雄太
本人は意識していなくても、周囲の人から話し声や笑い声が大きいと注意されることがあります。
このアプリは、何気なく大きくなってしまう声を抑制します。大声を出すごとに、画面上のうさぎのキャラクターが死んでしまい、1日の終わりに生存しているうさぎを確認することで、使用者が大声を出したことを可視化し、自覚させることができます。
使用技術:Swift、Core Audio
ソーシャルディスファンです。

井上 雄太
背後から突然声をかけられて驚いてしまう経験が誰しもあると思います。
本デバイスを装着すれば、背後の人や物の距離を空気で感じることができます。超音波距離センサーで近づいてくる物体までの距離を測定し、距離に応じて首元の扇風機の風量が変化することで直感的に背後の状況を把握することができます。
使用技術:Arduino Pro Micro、超音波距離センサ、首かけ扇風機
DUXIE

大橋 峻
ストレスが溜まってくると、ふいに物に当たって壊してしまったり、周囲の人に対しても迷惑をかけてしまうことがあります。
本アプリは、スマートフォンを持ってパンチする動作をすることで、それに合わせた音を鳴らします。それによって、物に当たることなく、気持ちよくストレスを解消することができます。
使用技術:Swift、CoreMotion
重い手

大橋 峻
重いものを持っていても、周囲の人から本当に重いものなのかどうか理解されずに、悲しい気持ちになることがあります。
本デバイスは、筋電センサを用いて筋力の入れ具合から持っている物の重さを検出し、それに応じてテープLEDを光らせます。重いということを周囲の人に対して可視化することで、運搬を手伝ってもらうことが期待できます。
使用技術:Arduino Pro Micro、筋電センサ、テープLED
プレゼンコーチ

髙橋 鴻暉
プレゼンをするとき、緊張のために声が小さくなったり早口になったりすることがあります。
本アプリは、発表者の言葉を、音声認識で正しく聞き取れるものかどうかを判定して画面に出力します。聴講席の自分から見える場所に予めスマートフォンを設置しておくことで、自分の声の聞き取りやすさを確認しながらプレゼンを進行することができます。
使用技術:Swift、Speech Recognizer
白熱アームレスリング

髙橋 鴻暉
ありきたりな腕相撲に飽き飽きしていませんか?
本デバイスを腕に装着して腕相撲をすると、戦況に応じて熱い実況をします。腕相撲をいっそう盛り上げたい時に便利です。
使用技術:Arduino、スピーカー、フォトリフレクタ、加速度センサ
ficPhone

林 栄摩
相手の話が長いから切り上げたいけど、自分では言い出せない時がありませんか?
本アプリは、そういった状況で話を切り上げる手助けをします。アプリを起動して伏せた状態にし、話を切り上げたいタイミングでさりげなくひっくり返すことで、自動的に電話がかかってきて、その場を切り抜けることができます。
使用技術:Swift、CoreMotion、Twilio API
かたてま

林 栄摩
周りが拍手をして、自分も合わせておいた方がいいが、手が塞がっていてできないという経験はありませんか?
本デバイスは、手をかざすことで、拍手に使用する片手を代替してくれます。
使用技術:Arduino、サーボモータ、赤外線距離センサ

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